皆さんこんにちは!
Adobe ソフトウェアは、パフォーマンスと効率を向上させるためにキャッシュファイルを使用します。しかし、これらのファイルは時間が経つにつれて蓄積し、不要なディスク領域を占有し、ソフトウェアのパフォーマンスを低下させる可能性があります。
本記事では、以下のバッチファイルを使用して、Adobe の一般的なキャッシュファイルを簡単に削除する方法を紹介します。
Adobeのキャッシュファイルをまとめて削除するバッチファイル
Adobe製品のキャッシュファイル削除は以下を参考にしました。
ハードディスクの空き領域が徐々に減っていく(Premiere Pro CC, Premiere Rush)
以下はコードの一覧です。コピペで使えます。
@echo off
echo Adobeのキャッシュファイルを削除します...
rem ユーザープロファイルフォルダのAdobe共通フォルダを指定
set "cacheFolder=%UserProfile%\AppData\Roaming\Adobe\Common"
set "mediaCacheFiles=%cacheFolder%\Media Cache Files"
set "mediaCache=%cacheFolder%\Media Cache"
set "peakFiles=%cacheFolder%\Peak Files"
set "ptx=%cacheFolder%\PTX"
rem Media Cache Filesを削除
echo Media Cache Filesを削除しています...
if exist "%mediaCacheFiles%" (
del /s /q "%mediaCacheFiles%\*.*"
echo Media Cache Filesの内容を削除しました。
) else (
echo Media Cache Filesフォルダが見つかりません。
)
rem Media Cacheを削除
echo Media Cacheを削除しています...
if exist "%mediaCache%" (
del /s /q "%mediaCache%\*.*"
echo Media Cacheの内容を削除しました。
) else (
echo Media Cacheフォルダが見つかりません。
)
rem Peak Filesを削除
echo Peak Filesを削除しています...
if exist "%peakFiles%" (
del /s /q "%peakFiles%\*.*"
echo Peak Filesの内容を削除しました。
) else (
echo Peak Filesフォルダが見つかりません。
)
rem PTXファイルを削除
echo PTXファイルを削除しています...
if exist "%ptx%" (
del /s /q "%ptx%\*.*"
echo PTXフォルダの内容を削除しました。
) else (
echo PTXフォルダが見つかりません。
)
echo Adobeのキャッシュ削除が完了しました。
pause
使用方法
- 上記のスクリプトをテキストエディタで保存します。
- 拡張子を「.txt」から 「
.bat」
にしてください。 - 保存したバッチファイルをダブルクリックして実行します。
- バッチスファイルが実行されると、Adobe のキャッシュファイルが削除されます。
決まった時間に自動的にキャッシュファイルを削除したいという方は、
バッチファイルをタスクスケジューラに追加することをおすすめします。
詳しい設定方法は以下の記事で紹介しています。
注意事項
- このバッチファイルは、Windows オペレーティングシステムでのみ使用できます。
- バッチファイルを実行する前に、すべての Adobe ソフトウェアを終了してください。
- このバッチファイルは、すべてのバージョンの Adobe ソフトウェアで動作するとは限りません。
- キャッシュファイルを削除すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
問題が発生した場合は、キャッシュファイルを復元してください。
最後に
いかがでしたでしょうか?バッチファイルを利用できるようになればPCの活用の幅も広がると思います。
もっとバッチファイルを基礎から学びたいという方は以下の書籍をおすすめします。
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免責事項
このバッチスファイルの使用は自己責任で行ってください。
バッチファイルの使用によって生じるいかなる損害も負いません。