【Windows】起動時に「Group Policy Client サービスに接続できません」のエラーを解決する方法

Windows
広告
広告

PC起動時に、「Group Policy Client サービスに接続できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。
このエラーは、Group Policy Client サービスが正しく起動できていないことが原因で発生します。

このブログ記事では、このエラーを解決するための手順を説明します。
サービスの再起動」からは管理者アカウントで操作する必要があります。
システム管理者等に相談していただければと思います。

広告
広告

手順

再起動

コンピューターを再起動してみてください。これにより、一時的な問題が解決される場合があります。
再起動が難しい場合は電源ボタン長押し(10秒から20秒程度)で強制再起動を実施してみてください。

サービスの再起動

  1. スタートメニューを開き、「サービス」と入力してエンターキーを押します。
  2. サービスマネージャーが表示されたら、リストから「Group Policy Client」サービスを見つけます。(gキーを押すとgから始まるサービスに移動しますので見つけやすくなります)
  3. 「Group Policy Client」を右クリックし、「再起動」を選択します。

ネットワーク接続の確認

ネットワーク接続が正常であることを確認します。
もしくはネットワークリソースにアクセスできるかどうかを確認します。

ネットワーク接続が正常かどうか確認する方法は以下に記載しています。

ネットワークアイコンの確認

タスクバーの右下にあるネットワークアイコンを確認します。

アイコンにビックリマークが表示されている場合は、ネットワークに問題がある可能性があります。
次に紹介している「ネットワークアダプターのドライバー確認」を参考にしてください。

ネットワークアダプターのドライバの確認

Windows」+「X」キーを押し、表示された一覧からデバイスマネージャーを開きます。
ネットワークアダプターを選択して一覧を展開してください。
ネットワークアダプターにビックリマークが表示されている場合は、ドライバに問題がある可能性があります。
その場合は、ネットワークアダプタのドライバを最新バージョンに更新する必要があります。

そもそもネットワークアダプタが表示されない場合は、パソコン内部の問題になりますので、メーカーに修理依頼を出しましょう。

ネットワーク設定の確認

以下の手順でネットワークの設定の確認を行ってください。

  1. タスクバーのネットワークアイコンをクリックします。
  2. 「設定を開く」>「ネットワークとインターネット」を選択します。
  3. 左側のメニューから「Wi-Fi」または「イーサネット」を選択します。
  4. ネットワーク名 (SSID) とセキュリティキーが正しく設定されていることを確認します。
  5. 「詳細設定」>「IPアドレス設定」で、IPアドレスの割り当てが「自動 (DHCP)」または「手動」になっていることを確認します。
  6. 手動でIPアドレスを設定している場合は、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーのアドレスが正しく設定されていることを確認します。
他のネットワークデバイスへの接続確認

スマートフォンやタブレットなどの他のデバイスが同じネットワークに接続できるかどうかを確認します。
他のデバイスでネットワークに接続できる場合は、パソコン側の問題である可能性があります。

ネットワークケーブルの確認

有線LANで接続している場合は、ネットワークケーブルがしっかりと接続されていることを確認します。LANケーブルの抜き差しで解消することもあります。

ネットワークケーブルに損傷がないかどうかも確認してください。
ケーブルが断線していることも多々あります。

イベントログの確認

以下の手順でイベントビューアーにエラーログが出ていないか確認してください。

  1. スタートメニューを開き、「イベントビューアー」と入力してエンターキーを押します。
  2. イベントビューアーが表示されたら、「Windowsログ」 > 「システム」を展開します。
  3. Group Policy Client サービスに関連するエラーや警告を探します。

ドメインの再参加

上記ステップ1からステップ4で解決しなかった場合や原因が特定できなかった場合は、以下の手順を参考にドメインにもう一度入りなおしてください。ドメインの再参加で解決することも多々あります。

  1. コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」 > 「システム」を選択します。
  2. 右側のパネルで、「ドメインまたはワークグループの変更」をクリックします。
  3. 「システムプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「変更」をクリックします。
  4. 所属するグループを「ドメイン名」から「WORKGROUP」に変更し、管理者のID/PWを入力してOK ボタンをクリックします。
  5. 再起動が開始されます。再起動後、もう一度同じ管理者アカウントでログインし、
    今度は所属するグループを「WORKGROUP」から元の「ドメイン名」に変更してください。
    変更後、もう一度再起動し、ユーザー名でログインしてください。
所属するグループを切り替えると上手くいくことがあります

補足
ドメイン名などがわからなければ、同じネットワークの別のクライアントPCから以下のコマンドで情報が出てきますので試してください。

ipconfig /all

まとめ

上記の手順で、Windows PC起動時の「Group Policy Client サービスに接続できません」エラーを解決できると思います。

参考情報

「Group policy client サービスに接続できませでした」と表示される – Microsoft コミュニティ: https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/group-policy-client/a3cb1017-89e1-4c1d-af96-1cc6aab67c08

免責事項

このブログ記事の内容は、情報提供のみを目的としています。
この内容に基づいて 何か問題を起こした結果で生じるいかなる損害についても、筆者は責任を負いません。

人気ブログランキング

クリックするとブログランキングサイトに移動します。

にほんブログ村 IT技術ブログへ
インターネット・コンピュータランキング
広告
広告
Windows
広告
technyankoをフォローする
広告
プロフィール
technyanko

元情シス・SEです。
当ブログではPCに関して困ったことや役立つ情報を発信していきます。
たまにバッチスクリプトやPythonに関する記事も投稿します。

technyankoをフォローする
広告
タイトルとURLをコピーしました