【コラム】2ヶ月の勉強で統計検定2級に一発合格した話

コラム
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皆さんこんにちは!

今日は、私が統計検定2級に2ヶ月の勉強時間で一発合格した体験談をシェアしたいと思います。統計検定2級を目指している方や、勉強方法に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

本ブログ記事は統計検定2級を合格した話を載せていますが、統計検定3級の学習にも役立つ情報を載せていますので最後まで見ていただければと思います。

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統計検定2級とは

統計検定2級は、日本統計学会が主催する資格試験で、統計学の基本的な知識と技術を評価するものです。具体的には、以下のような内容が問われます。

  • データの整理と要約:データの種類、代表値(平均、中央値、最頻値)、散布度(分散、標準偏差、四分位範囲)など。
  • 確率と確率分布:確率の基礎概念、確率変数、期待値と分散、二項分布、正規分布など。
  • 推定と検定:点推定と区間推定、仮説検定(t検定、カイ二乗検定など)、有意水準とp値など。
  • 回帰分析:単回帰分析と重回帰分析、回帰係数の解釈、決定係数、残差の分析など。
  • 分散分析:一元配置分散分析、二元配置分散分析、F検定など。

この試験は、統計学の基本的な理論とその応用を理解していることを証明するもので、大学の統計学の初歩的な内容をカバーしています。(大学1年から2年次で習う内容らしいです)

難易度

統計検定2級の難易度は、中程度と言えます。統計学の基礎知識があれば十分に対応できますが、全くの初心者にとっては少しハードルが高いかもしれません。

しかし、正しい学習方法を取れば、誰でも合格を目指せるレベルです。実際に私も、2ヶ月集中した勉強で一発合格することができました。

統計検定2級の合格率はおおよそ40%前後です。この数字からもわかるように、基礎をしっかりと身につけていれば、特別に難しい試験ではありません。ただし、統計学の概念や計算方法を理解するには、ある程度の努力と継続的な学習が必要です。

学習方法

始めの1週間:「完全独習 統計学入門」を読む

まず、最初の1週間は「完全独習 統計学入門」という本を集中的に読みました。

この本は、統計学の基礎をわかりやすく解説しており、全く統計学がわからない人でも理解できるように工夫されています。私は毎日2〜3時間を目安に読み進め、1週間で読み切ることを目標にしました。

「完全独習 統計学入門」の良いところは、実際の例題を通じて理論を学べる点です。理論だけでなく、実際に手を動かして問題を解くことで、理解が深まります。特に初心者にとって、理論を頭で理解するだけでなく、手を動かして確認することが重要です。(文系の人にもおすすめの書籍です!)

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次の1週間:「統計学の時間」を利用する

次の1週間は、「統計学の時間」というウェブサイトを利用しました。このサイトは統計学の基礎から応用まで幅広くカバーしており、豊富な解説と例題が掲載されています。

まずは全体をざっと眺めて、どんな用語や概念があるかを確認しました。既に「完全独習 統計学入門」を読んでいることで、用語がスムーズに頭に入ってきました。

この1週間では、毎日1〜2時間を使って「統計学の時間」を読み進めました。特に重要な部分や理解が難しい部分はメモを取り、後で復習するようにしました。また、このサイトでは練習問題も提供されているので、それらを活用して理解度を確認しました。

「統計学の時間」のリンクはこちらです: 統計学の時間

統計検定2級の範囲を幅広くカバーしています
用語がわかりやすく解説されてます

残りの期間:過去問を解く

残りの期間は、ひたすら過去問を解くことに集中しました。過去問を解くことで、試験の出題傾向や問題の形式に慣れることができます。(この過去問を繰り返し解きましょう!)

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また、解けなかった問題や理解が不十分な部分は、その解説をしっかりと読み、「統計学の時間」YouTubeの関連チャンネルを参考にして勉強しました。

特に、YouTubeには統計学の解説動画が多くあります。視覚的に理解できるため、テキストだけでは理解しにくい概念もわかりやすくなります。私は以下のようなチャンネルを参考にしました:

  • とけたろうチャンネル:統計学の基礎知識をわかりやすく解説しているチャンネルです。
  • 予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」:統計学で難しいとされている計算問題をかなりわかりやすく解説しているチャンネルです。かなりおすすめです!

過去問を解く際には、以下のポイントに注意しました。

  1. 時間を計って解く:実際の試験と同じ時間内で解くことで、時間配分の練習になります。(試験時間は90分)
  2. 間違えた問題を復習する:なぜ間違えたのかを徹底的に分析し、同じ間違いを繰り返さないようにします。
  3. 解説を理解する:解説を読むだけでなく、自分の言葉で説明できるようになるまで理解します。

まとめ

統計検定2級に合格するためには、計画的な学習と継続的な努力が必要です。

しかし、正しい方法で効率的に勉強すれば、2ヶ月という短期間でも一発合格は可能です。以下に、私の学習方法をまとめます。

  1. 最初の1週間:「完全独習 統計学入門」を集中的に読む。
  2. 次の1週間:「統計学の時間」を利用して全体をざっと眺める。
  3. 残りの期間:過去問を解き、解けなかった問題を徹底的に復習する。

私の体験が、皆さんの勉強のヒントになれば嬉しいです。頑張ってください!

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