【Windows】Windows 11で「ストレージセンサー」を設定する方法

皆さんこんにちは！

パソコンを使っていると、いつの間にか不要なファイルがたまってしまい、ストレージの空き容量が減ってしまうことありませんか？
そんな時に便利なのが、Windows 11の「ストレージセンサー」機能です。この機能を利用すれば、不要なファイルを自動的に削除し、ストレージの空き容量を確保することができます。
今回は、「ストレージセンサー」を設定する方法を詳しく紹介します！

ストレージセンサーとは？
ストレージセンサーの設定方法
ストレージセンサーを設定するメリット
まとめ
免責事項

ストレージセンサーとは？

「ストレージセンサー」は、Windows 11に搭載されているディスククリーンアップ機能の一つです。これを有効にすると、指定した条件に基づいて、不要なファイルや古いファイルを自動的に削除し、ディスクスペースを解放します。
これによって余分にディスク容量を使うことなく、パソコンの処理速度も向上します！

なお、不要なファイルとは具体的には以下のようなファイルを対象とします。

一時ファイル
ダウンロードフォルダのファイル
ゴミ箱のファイル
クラウドコンテンツのローカルコピー

ストレージセンサーの設定方法

設定アプリを開く

画面左下のスタートボタンをクリックし、スタートメニューから「設定」を選択します。
または、キーボードのWindowsキー + Iキーを押して「設定」を開くこともできます。

「ストレージ」を選択

設定アプリが開いたら、左側のメニューから「システム」＞「ストレージ」を選択します。
ここで、ストレージセンサーの設定を行うことができます。

ストレージセンサーを有効にする

「ストレージ」画面の中に「ストレージセンサー」という項目があります。
これを「オン」に切り替えます。

ストレージセンサーの設定をカスタマイズ

「ストレージセンサー」をクリックして、詳細設定画面に移動します。

ここで、ストレージセンサーの動作を細かく設定できます。基本は「既定」の設定で問題ありません！
具体的な項目は以下の通りです。以下を参考に必要に応じて設定を変更してみてください。

一時ファイルをクリーンアップ
このオプションにチェックを入れると、一時的なシステムファイルとアプリファイルが自動的にクリーンアップされます。
チェックを外すと、これらのファイルは手動で削除する必要があります。
ユーザーコンテンツの自動クリーンアップ
このスイッチをオンにすると、ディスク領域が不足したときにストレージセンサーが自動的に実行されます。
オフにすると、自動クリーンアップは行われません。
ストレージセンサーを実行するタイミング
ここでは、ストレージセンサーが実行される頻度を設定できます。
既定では「ディスクの空き領域が不足時」になっていますが、毎日、毎週、毎月なども選択可能です。頻度を高めると、よりこまめにクリーンアップが行われます！
ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する
ここでは、ごみ箱に移動されたファイルが自動的に削除されるまでの期間を設定できます。
既定では30日ですが、他の期間（1日、14日、60日、または削除しない）も選択可能です。期間を短くすると、ディスクスペースの回復が早くなりますが、誤って削除したファイルを元に戻す時間が短くなります。
開かれないまま次の期間が過ぎた[ダウンロード]フォルダー内のファイルを削除する
ここでは、ダウンロードフォルダー内の未使用ファイルを自動的に削除する期間を設定できます。既定では「なし」ですが、1日、14日、30日、60日も選択可能です。定期的にファイルを整理することで、ディスクスペースを有効活用できます。